もみじまんじゅうの生い立ち

「もみじ饅頭」が生まれたのは、明治39年頃、宮島の老舗旅館『岩惣』の女将さんがお客様に、「宮島でしか味わえないお菓子をお出ししたい」と思考の末、名勝もみじ谷のもみじの葉を型どった菓子を、菓子屋の高津常助氏に茶菓子用として依頼し製造されたのがはじまりと言われています。
他にも、その頃宮島がお好きで宮島によく来られた、初代総理大臣伊藤博文公のお言葉にヒントを得たという説もあります。
 その後、いくつかの問題等もございましたが、数件の菓子屋が製造を始め、第二次世界大戦中、大戦後の材料不足も乗り越え、味、製法を守り続けました。その後、後発の菓子屋も増え、各社が材料、製法、機械等を工夫し、生誕以来100余年、変わらぬ味で受け継がれ、おかげさまで宮島を、そして広島を代表とするお土産品となりました。

もみじまんじゅうへの想い
現在、宮島島内に20数社、広島県内そして全国には想像も付かないほどの企業により製造されているもみじまんじゅう。そして、製造元祖がすでに居られない、という今となっては「もみじまんじゅう」はこれだ!・・と言うことは誰にも出来無いかもしれません。
しかし、我々もみじまんじゅう発祥の地「宮島」でもみじまんじゅうを作り続けている者として、守るべく製法、味をそして何より、もみじまんじゅうに対する想いを、これからも組合員一同、先人達に恥じぬよう、持ち続けたいと思います。
 もみじまんじゅうがこれから先、200年300年と愛されるお菓子でありますよう・・・・・。